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COLUMN

コラム

2022/03/12

チューダーの歴史 【足立区 北千住 買取 銀座パリス北千住学園通り店】

こんにちは!

 

今回は【チューダー】の歴史のご紹介です。

 

多くのファンをもつ人気ブランド「チューダー」ですが

 

ロレックスに手が届かない人でもロレックスと同じパーツを使った時計が買えるブランドです。

 

チューダーはロレックスの普及版のイメージが強く、このようなイメージをもつ方も多いかと思います。

 

 

 

ロレックスの廉価ブランドとして誕生

 

 

チューダー(TUDOR)は1930年代にロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。

 

創立者はロレックスの創始者ハンス・ウィルスドルフ氏です。

 

ディフュージョンブランドとは普及を目的とし知名度の向上や販売の拡大の為に作られた「廉価ブランド」です。

 

当時ロレックス本社のあったイギリスでの市場拡大を目的に「一般庶民」向けに作られたブランドがチューダーでした。

 

チューダーというブランド名はエリザベス1世を輩出したイギリスの王家の一つ「チューダー家」にちなんだものです。

 

誰もが知っている王家の名前をブランド名にすることで

 

イギリス庶民に親しまれるブランドとして定着させることが狙いでした。

 

この点からもチューダーがイギリスでの展開を意識したブランドということを感じ取ることができます。

 

思惑通りチューダーはロレックスの普及モデルとして、イギリスの一般庶民に受け入れられ

 

知名度をどんどん上げていきます。

 

 

 

ロレックスのパーツを使用

 

 

素晴らしい製造技術を誇りながらも、時計製造コストが高く

 

認知度が低かったロレックスに対して、低価格で一般庶民に親しまれたチューダー。

 

結果的にはチューダーが世間に認められたことで、ロレックスの認知度は急激に高まり

 

ロレックスは現在の「世界的に有名」なブランドとして認められるようになりました。

 

チューダー最大の強みは低価格でありながら、文字盤やリューズ、裏蓋といった大半パーツに

 

ロレックスのパーツが使われているという事です。

 

特に世界初の腕時計用防水ケースであるオイスターケースがチューダーにも採用されているのは大きな魅力の一つです。

 

また、サイズバリエーションやカラーバリエーションといった豊富なラインナップを取りそろえたブランドでもあります。

 

チューダーはロレックスの普及モデルというイメージが強く、実際に1970年以降にロゴモチーフが

 

薔薇から盾モチーフとなった後はロレックスの普及モデルとしての売り出し方が強くなります。

 

特にモデル名が同じ「サブマリーナ」は、チューダー・サブマリーナと呼ばれ

 

ロレックス・サブマリーナと見た目ほぼそっくりなモデルとして有名です。

 

 

 

チューダーのリーズナブルな理由

 

 

パーツのほとんどをロレックス製で作られているチューダーですが、なぜここまで低価格が実現できたのでしょうか。

 

その秘密は内部のパーツ、つまり「ムーブメント」に隠されています。

 

ロレックスのムーブメントはマニュファクチュールとして自社製を使っていますが

 

チューダーのムーブメントは他社製であるETA社製の汎用ムーブメントを使用しています。

 

ETA社のムーブメントはオメガやパネライ、タグホイヤーといった一流メーカーで使用されているムーブメントであり

 

ロレックスの自社開発ムーブメントと比べても遜色のない性能のムーブメントです。

 

ただ、チューダーのムーブメントはETA社の最高級ムーブメントではなく

 

「汎用ムーブメント」を使って製造コストを下げています。

 

汎用ムーブメントとはいっても、精度自体は一定品質以上を保っており、問題なく使用することができます。

 

 

 

王家の薔薇をモチーフしたロゴ

 

 

ムーブメントの差はあっても遠目から見れば非常に似ているロレックスとチューダー。

 

チューダーにはロレックスにはない「チューダーローズ」「盾デザイン」のロゴが配されており

 

独自の存在感をもちます。

 

チューダーの薔薇モチーフは「チューダー・ローズ」と呼ばれ

 

大きい薔薇に「デカバラ」、小さい薔薇に「チビバラ」という愛称がつけられています。

 

中には現行のロゴである「盾」と「薔薇」を交えた「盾バラ」と呼ばれるものも存在します。

 

主にチューダーローズは1970年以前のモデルに使われており、アンティーク時計として高い人気が高いです。

 

 

 

廉価ブランドからの脱却

 

 

モデル名までもが同じだったサブマリーナを中心に、ベンツ針やインデックス・ベゼルのデザインなど

 

ロレックスとの共通パーツが目立っていたチューダーですが

 

1990年代頃からロレックスの廉価ブランドとしてではなく「ひとつのブランド」として独自の道を開拓し始めます。

 

2015年には初となる完全自社開発ムーブメント「MT5601」を発表しました。

 

2016年のバーゼルワールドではケースの材質に「銅」を採用した

 

「ヘリテージ・ブラックベイ・ブロンズ」を発表し大きな話題を呼びました。

 

現在発表するチューダーの時計は一目でチューダーと判別できるほどの独自性を生み出しており

 

ロレックスの廉価ブランドからの脱却に見事に成功しています。

 

 

 

チューダーの特徴

 

 

① 「イカ針」

 

イカの形に見える時針、ペンシル形の分針。

 

通称イカ針と呼ばれるチューダー独自の針はロレックスにはない魅力があります。

 

近年のチューダーはこのイカ針デザインを大切にしており

 

新たなるフラッグシップモデルである「ブラックベイシリーズ」にも採用されました。

 

まさに「イカ針」はチューダーの象徴ともいえる存在です。

 

1970年代にサブマリーナで使用されて以降、チューダーファンに長く愛され続けています。

 

 

② カジュアルなデザイン

 

ロレックスは金属ベルトを使った実用性重視のモデルが基本ですが

 

チューダーは革ベルトやラバーベルトを配したカジュアルデザインの時計も多く発売しています。

 

針や文字盤色もロレックスに比べ豊富なバリエーションが用意されており

 

ロレックスとは違う時計選びを楽しむことができます。

 

 

③ 自社ムーブメント

 

2015年に開発されたチューダー初の自社製ムーブメント「MT5601」です。

 

「MT5601」のMTは「MANUFACTURE TUDOR」の略で、自社開発の証です。

 

特徴は70時間パワーリザーブで、他社の高級ムーブメントに引けをとらない持続時間を誇ります。

 

温度変化や磁力の影響を受けないヒゲゼンマイや、安定性の高いダブルブリッジを採用するなど

 

細かな項目でも高品質を証明しており、スイスクロノメーターの認定を受けています。

 

 

 

チューダー の国内人気

 

 

2018年に正規店がオープンしてからというもの、チューダーの人気は加速的に上がっています。

 

チューダーが支持されているのは、往年のダイバーズウォッチの復刻「ブラックベイ」が復刻トレンドになってきているからです。

 

カルティエやタグホイヤー、ブライトリングやオメガなど、近年復刻モデルの展開に力を入れているブランドは多く

 

それに伴い復刻デザインの時計が最近のトレンドになっています。

 

チューダーの定番「ブラックベイ」も初期のチューダーの復刻モデルに該当するため

 

この時計界の流れが人気沸騰の追い風となりました。

 

2019年にはラグビーワールドカップのオフィシャルタイムキーパーを務め、チューダーの評価はさらに高まります。

 

ニュージーランド代表オールブラックスとのコラボレーションモデルを発表するなど

 

ロレックスに依存しない独自のブランディングを展開し、その人気を確固たるモノとします。

 

 

 

まとめ

 

 

ロレックスの廉価ブランドとして歴史を歩んできた「チューダー」。

 

見た目ではロレックスと違いが分からない時計が多く

 

ただ安く買えることがチューダーの魅力だと思われてた時代もありました。

 

しかし、イギリスらしい薔薇のモチーフを使ったアンティーク時計やロレックスにはない独自のデザイン性を高めた

 

チューダーの時計は、次第にロレックスの廉価ブランドから独自のブランドとして認められていきました。

 

 

 

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