2023/11/17
チューダーの歴史 【足立区 北千住 買取 銀座パリス北千住学園通り店】
こんにちは!
今回はチューダーの歴史のご紹介です。
多くのファンをもつ人気ブランド「チューダー」ですが、チューダーはロレックスの普及版というイメージをもつ方も多いかと思います。
今日はそんなチューダーをご紹介したいと思います。
目次
ロレックスの廉価ブランドとして誕生
チューダーは、ロレックスの創始者ハンス・ウィルスドルフ氏が、1930年代にロレックスの廉価ブランドとして立ち上げたブランドです。
当時、ロレックスは高級時計ブランドとして成功を収めていましたが、より多くの人に時計を届けたいという想いから、チューダーが誕生しました。
チューダーのブランド名は、イギリスの王家「チューダー家」にちなんでおり、イギリスの庶民に親しまれるブランドとして定着させることが狙いでした。
チューダーは、ロレックスの技術をベースに、より手頃な価格で製造された時計を展開し、イギリスの庶民に受け入れられました。
その結果、チューダーはロレックスの普及モデルとして知名度を高め、現在では世界的なブランドへと成長を遂げています。
ロレックスのパーツを使用
チューダーはロレックスの技術をベースに、より手頃な価格で製造された時計を展開するブランドです。
ロレックスは当時、高級時計ブランドとして成功を収めていましたが、高額な価格設定がネックとなり一般庶民には手が届きにくい存在でした。
そこでロレックスはより多くの人に時計を届けたいという想いから、チューダーを立ち上げました。
チューダーはロレックスの技術を採用しながらも、コストを抑えることでより手頃な価格を実現しました。
その結果、チューダーはイギリスの庶民を中心に人気を博し、ロレックスの認知度を高めるきっかけとなりました。
チューダーの最大の強みは、ロレックスとほぼ同じ技術と品質を備えながら、より手頃な価格で提供できることです。
特に世界初の腕時計用防水ケースであるオイスターケースや、精度の高い自動巻きムーブメントCal.3135などは、ロレックスと同じものを採用しています。
また、チューダーは豊富なラインナップを展開していることも魅力です。
サイズやカラーバリエーションのほか、機能やデザインなど様々なニーズに対応するモデルが揃っています。
チューダーはロレックスの普及モデルというイメージが強く、実際に1970年以降にロゴモチーフが薔薇から盾モチーフとなった後はロレックスの普及モデルとしての売り出し方が強くなりました。
特にモデル名が同じ「サブマリーナ」は、チューダー・サブマリーナと呼ばれ、ロレックス・サブマリーナと見た目ほぼそっくりなモデルとして有名です。
チューダーはロレックスの技術と品質を継承しながら、より手頃な価格で提供することでロレックスの認知度向上に貢献したブランドです。
現在ではロレックスと並ぶ人気ブランドとして、世界中で愛用されています。
リーズナブルな理由
チューダーは、ロレックスの技術をベースにより手頃な価格で製造された時計を展開するブランドです。
そのリーズナブルな価格を実現する秘密はムーブメントにあります。
ロレックスは、自社製のムーブメントを開発・製造しています。
一方チューダーは、ETA社製の汎用ムーブメントを採用しています。
ETA社製のムーブメントは、オメガやパネライ、タグホイヤーといった一流メーカーでも採用されている高品質なムーブメントです。
しかし、ロレックスの自社製ムーブメントと比べると製造コストが低いのが特徴です。
チューダーはETA社製の汎用ムーブメントを採用することで、ムーブメントの製造コストを抑えより手頃な価格を実現しています。
ただし、汎用ムーブメントだからといって性能が劣るわけではありません。
ETA社製のムーブメントは、精度や耐久性において一定の品質を保っています。
このようにチューダーはロレックスの技術を継承しながら、ムーブメントの製造コストを抑えることでより手頃な価格を実現しています。
王家の薔薇をモチーフしたロゴ
ロレックスとチューダーは、ムーブメントの違いこそあれ、外観は非常によく似ています。
しかし、チューダーにはロレックスにはない独自のロゴが配されており、その存在感は際立ちます。
チューダーのロゴは、大きく分けて「チューダー・ローズ」と「盾デザイン」の2種類があります。
チューダー・ローズは、イギリスの王家「チューダー家」の紋章に由来する薔薇をモチーフとしています。
大きな薔薇は「デカバラ」、小さな薔薇は「チビバラ」と呼ばれ、愛好家の間でも人気があります。
盾デザインは、1970年以降に採用されたロゴです。
チューダー・ローズの薔薇を盾の中に収めたデザインで、より力強く洗練された印象を与えます。
チューダー・ローズは主に1970年以前のモデルに使われており、アンティーク時計として高い人気を誇ります。
このように、チューダーのロゴは、チューダーの独自性を象徴する重要な要素となっています。
廉価ブランドからの脱却
チューダーはロレックスの廉価ブランドとして誕生しましたが、1990年代頃からロレックスとは異なる独自のブランドとして歩み始めました
その象徴的な出来事が、2015年に発表された完全自社開発ムーブメント「MT5601」です。
このムーブメントは、ロレックスのムーブメントと比較しても遜色ない性能と品質を備えており、チューダーの技術力の高さを示すものとなりました。
また、2016年に発表した「ヘリテージ・ブラックベイ・ブロンズ」は、ケースの材質に銅を採用した革新的なモデルです。
銅は経年変化によって独特の風合いを楽しめることから、大きな話題を呼びました。
このようにチューダーは近年、ロレックスとは異なる独自のデザインや技術を追求することで、廉価ブランドからの脱却を果たしています。
チューダーの特徴
チューダーの特徴として、以下の3つが挙げられます。
イカ針
チューダーの針は、時針がイカの形に、分針がペンシル形になっており、ロレックスとは異なる魅力があります。
この針デザインは、1970年代にサブマリーナで採用されて以来、チューダーファンに長く愛され続けています。
カジュアルなデザイン
ロレックスは金属ベルトを使った実用性重視のモデルが基本ですが、チューダーは革ベルトやラバーベルトを配したカジュアルデザインの時計も多く発売しています。
針や文字盤色もロレックスに比べ豊富なバリエーションが用意されており、ロレックスとは違う時計選びを楽しむことができます。
自社ムーブメント
2015年に開発されたチューダー初の自社製ムーブメント「MT5601」は、70時間のパワーリザーブを誇り、他社の高級ムーブメントに引けを取らない持続時間を実現しています。
また、温度変化や磁力の影響を受けないヒゲゼンマイや、安定性の高いダブルブリッジを採用するなど、細かな項目でも高品質を証明しており、スイスクロノメーターの認定を受けています。
チューダー の国内人気
チューダーの国内人気は、2018年に日本国内に正規店がオープンしたことをきっかけに、急速に高まっています。
その理由は、往年のダイバーズウォッチの復刻モデル「ブラックベイ」が、近年の復刻トレンドにマッチしているからです。
カルティエやタグホイヤー、ブライトリングやオメガなど、近年多くのブランドが復刻モデルの展開に力を入れており、それに伴い復刻デザインの時計が人気を集めています。
チューダーの定番「ブラックベイ」は、初期のチューダーの復刻モデルに該当するため、この時計界の流れが人気沸騰の追い風となりました。
さらに、2019年にラグビーワールドカップのオフィシャルタイムキーパーを務めたことも、チューダーの評価を高める要因となりました。
ニュージーランド代表オールブラックスとのコラボレーションモデルを発表するなど、ロレックスに依存しない独自のブランディングを展開し、その人気を確固たるものにしています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ロレックスの廉価ブランドとして歴史を歩んできた「チューダー」ですが、次第にロレックスの廉価ブランドから独自のブランドとして認められていきました。
今や人気の時計ブランドとして成長しました。
そんなチューダーは中古市場でも非常に人気が高いブランドでもあります。
使っていないチューダーの時計があれば是非お気軽にお持ち下さい。
北千住でチューダーの売却をお考えの方は是非銀座パリス北千住学園通り店にご相談下さい。
銀座パリス北千住学園通り店
〒120-0026
東京都足立区千住旭町34−17 小林ビル 1階
電話 : 03-6806-2662
営業時間 : 10:00-20:00(年中無休)
お店は北千住駅の東口から、学園通り商店街をまっすぐ歩いて3分です。
のぼりや看板が出てますのでわかりやすいと思います。
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