2022/03/03
ブルガリの歴史 【足立区 北千住 買取 銀座パリス北千住学園通り店】
こんにちは!
今回は【ブルガリ】の歴史のご紹介です。
ブルガリの歴史
世界的に知られるイタリアの高級ブランド「ブルガリ」は、世界5大ジュエラーとして
ティファニー、カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペル、ハリーウィンストンと並び称され
現在はジュエリー以外にも時計・財布・香水などが有名ですが、創業時は宝飾店としてスタートしました。
創業者ソティリオ・ブルガリは、日本では幕末にあたる1857年にギリシャのエピルス地方に生まれ
後に戦争などの影響によりイタリアに渡り、1884年にローマにてブルガリを創業しました。
ブランド名の「BVLGARI」のスペルが「BULGARI」でないのは
創業当時は古代アルファベットの表記であったため「J」「U」「W」のスペルがなく
かつ小文字もなかったため「BVLGARI」と表記されたそうです。
古代ギリシャ、ローマをモチーフ
ソティリオの生まれ育ったエピルス地方は、ギリシャの中でも銀細工が有名で彼自身も銀細工職人でした。
故郷に古くから伝わる伝統技術と、東ローマ帝国の建築様式であるビザンティン様式や
古代ギリシャの様式を見事に融合させた芸術的なデザインで
銀細工を中心としたジュエリーを扱う店として、ブルガリはローマで評判を呼びました。
その後、富裕層や海外からの旅行者などをターゲットとして、高級リゾート地として有名な
イタリアのソレントやスイスのサンモリッツに販路を展開し、その名声は上流階級にも広がりました。
1900年代に入ると、ソティリオの息子であるコンスタンティノとジョルジオの兄弟が経営に加わり
1934年にソティリオが亡くなった後も、父から受け継いだ才能を受け継ぎ、ブルガリブランドを躍進させていきます。
ハイジュエリーコレクション
優れたデザイナーでもあった二人の息子たちは、デザインにおいても当時流行した
アールデコ、アールヌーヴォーといったフランススタイルの影響から一線を画し、創業時のデザインに原点回帰します。
宝石本来の魅力を活かしたデザインの数々は、後にハイジュエリーコレクションを通して
「色石と言えばブルガリ」と言われる程の地位を確立します。
第二次世界大戦後には、後に「セルペンティ・ウォッチ」という名で
定番のシリーズになったヘビの形をしたブレスレットウォッチや
「トレンブラン」と呼ばれる花模様のブローチなど、精力的に作品群を発表しました。
この時期に、伝統的な古代様式をモチーフにしたデザインや
イタリア派と呼ばれたイタリアらしい個性に富んだデザインなど
現在のブルガリのデザインスタイルが確立されたと言われています。
ファッションブランドとしての飛躍
1950年代から60年代に掛けては、「ドルチェ・ヴィータ」(甘い生活)の時代と呼ばれ
ブルガリの贅沢で華やかなジュエリーは、世界中のセレブたちから注目されました。
エリザベス・テイラーやオードリー・ヘプバーンなどのハリウッド女優達からも愛用され世界的な名声を博します。
1960年代になると、コンスタンティノとジョルジオの兄弟から
ジョルジオの息子であるジャンニ・ブルガリへ経営が受け継がれます。
時計ブランドとしてスタート
宝飾ブランドとして培った加工技術を活かし、現在ではジュエリーと並び
人気のアイテムである腕時計コレクションの制作を本格的にスタートします。
この時、最初に手掛けた腕時計コレクションの名は「ブルガリ・ブルガリ」。
現在でも人気のこのシリーズは、当時のブルガリの新しいアイコンとなり
ここから次々と人気のウォッチを生み出し、ブルガリの腕時計は確固たる地位を確立します。
初めての時計「ダイヤモンド・ウォッチ」
ブルガリは1920年代に初めて時計を製作します。それはダイヤモンド・ウォッチでした。
1940年代にはヴァチカンのサンピエトロ寺院のらせん階段から着想を得たという
腕に巻き付けるスネークウォッチを製作しました。
現在では前出のセルペンティ・ウォッチとして定番の人気アイテムとなりました。
1955年、技法と見た目が19世紀のガスパイプに似ていることから命名された「トゥボガス・ウォッチ」を発表。
そして1975年に「ブルガリ・ブルガリ」の腕時計を発表します。
初番は今の様なスタイルではなくデジタルの腕時計で、ストラップは麻ひもで作られており
顧客100名へのプレゼントとして製作されました。
ノベルティウォッチとしてのこの時計が好評だった為
1977年にベゼルにブルガリ・ブルガリのロゴが入った腕時計を発表しました。
古代ローマの時代、皇帝の名誉を讃える文字を刻印したというコインからヒントを得た
「ブルガリ・ブルガリ」は後にブランドを象徴する腕時計となります。
古代からの伝統を守りながらも、洗練されたデザインでブランドのアイコンとなり
ニューモデルが毎年発表される定番アイテムです。
ゴールドのトゥボガス・ブレスレットやインデックスにダイヤモンドを配置したりと
毎回革新的なデザインを発表しています。
ブルガリタイムの設立
1982年にはスイスのニューシャテルに腕時計製造会社「ブルガリ・タイム」を設立しました。
現在は「ブルガリ・オルロジュリ」となっています。
ローマでデザインされた腕時計を、時計製造の本場、スイスで製作し精密で正確な技術が必要とされる製造過程が
時計の聖地スイスを舞台に、行われる事となりました。
2000年、時計メーカーの「ジェラルド・ジェンタ」「ダニエル・ロート」がブルガリ・グループの傘下になりました。
ジェンタとロートは共に著名な時計デザイナーであり
彼等が設立した時計メーカーは優れた時計開発力と技術を持つことで有名です。
2005年にはブレスレットメーカーの「プレステージ・ド・オール」と
ダイアルメーカーの「カドラン・デザイン」が傘下になりました。
2007年には、ケースメーカーの「フィンガー」が傘下に収まる事で、ブルガリの腕時計製作が
デザインからパーツ、ブレスレットに至るまでの全ての過程を、最高の技術を持って実現することを可能となりました。
まとめ
古代ギリシャ・ローマ神話では永遠のシンボルと言われる、蛇をデザインに用いたセルペンティなど
ブルガリとローマは切り離せない存在で、これからも新しい展開に期待です。
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