こんにちは!銀座パリス北千住学園通り店です。
今回は人気の宝石トルマリンについてご紹介したいと思います。
トルマリンとは、1つの石についた名前ではなく、鉱物グループを総称した名前です。
成分によって、10種類ほどの鉱物に分けられます。
「ない色はない」と言われるほど、多彩な色を持つのが特徴的な宝石です。
多彩な色の理由は、トルマリンがさまざまな成分や元素が複雑に入り混じった鉱物であるためです。
トルマリンの語源には諸説ありますが、スリランカの言語シンハラ語で「混合宝石」を意味するトラマリニに由来とすると言われています。
和名は「電気石(でんきせき)」で、トルマリンの結晶を熱すると電気を帯びる性質から名付けられたとされます。
トルマリンはさまざまな地域で発見されていましたが、その色の種類の豊富さから、過去には他の宝石と混同されることも多かったようです。
1800年代終盤、ティファニーの宝石鑑定士であるジョージ・F・クンツがトルマリン鉱床について記したこと、鉱物学の発展したことにより、ようやくトルマリンが正しく認識されるようになりました。
当時のトルマリンの最大市場は中国で、中でもピンクトルマリンやルベライトが人気でした。
中国最後の女帝「西太后」もトルマリンを好んでいたとされています。
トルマリンの主な産地はブラジルで、中でもミナス・ジェライス州の産出量が多いです。
アメリカでも採掘されており、カリフォルニア州では希少とされる透明のトルマリン、メーン州ではミントグリーンなどのパステルカラーのトルマリンが採れます。
その他に、ケニア、タンザニア、モザンビーク、マダガスカルなどさまざまな場所で産出されています。
トルマリンの宝石言葉には、「希望」「無邪気」「潔白」「友情」「寛大」「安楽」「忍耐」「心中の歓喜」などがあります。
明るく前向きな気持ちでいたい時や、将来の夢や希望に向かって進みたい時に、トルマリンが力を貸してくれるかもしれませんね。
1989年にブラジルのパライバ州で発見されたことからその名前がついたパライバトルマリンは、鮮やかなネオンブルーが印象的。
目を奪われるようなブルーグリーンを生み出すのは、高濃度の銅とマンガンです。
その美しさと希少性から「世界三大希少石」の1つに数えられる、高価で人気の高い宝石です。
他人からの好意を引きつけ、周囲との人間関係を円滑にするというパワーを持つとされています。
世界三大希少石とは
アレキサンドライト、パパラチアサファイア、パライバトルマリンのことです。
宝石の中でも、希少性が高い石を希少石と呼びます。
インディゴライトの特徴は、その名の通りのインディゴブルー。
深い藍色~緑の美しい色相を持ち、パライバトルマリンに次いで価値が高いとされるトルマリンです。
インディゴライトは心を落ち着かせたり、直感力を高めてくれたりする石だと言われています。
ルベライトの語源は、ラテン語で「赤い」の意味を持つ「ルベウス(ルベリウス)」。
ルビーの代用品として扱われていたこともあり、鮮やかで美しい色が特徴です。
マンガン含有量が少ないと色味がピンクに近くなり、ピンクトルマリンと呼ばれます。
身に着ける人の魅力を高め、外見、内面ともに美しさを引き出すと考えられています。
やわらかなピンク色のトルマリンは、恋愛運を高めるとして人気の高い石です。
「愛の石」という呼び名もあり、好きな人と両想いになりたい時に身に着けると良いとされています。
ホットピンクのような濃いピンクから、茶色かがった薄いピンクまでさまざまな色があります。
グリーントルマリンは、その名の通り緑系のトルマリンです。
「緑の石」の意味を持つ「ヴェルデライト」とも呼ばれます。
黄緑色の入ったもの、青色のはいったもの、深い緑色をしたものなど色味の幅が広く、なかにはエメラルドのような色味のものもあります。
また、グリーントルマリンは「幸福」の意味を持ち、喜びや幸福感を与えるとされています。
カナリートルマリンは、黄色のトルマリン。
イエロートルマリンのなかでも、ネオンを帯びた彩度の高い色合いが特徴です。
カナリアの羽を思わせる美しい色から名付けられました。
「心身強化」「活力」などの意味を持ち、心と身体を活性化するとされます。
鉄分を含むことから黒く輝くトルマリンで、ショールとも呼ばれるのがブラックトルマリンです。
トルマリンは色が濃いほどヒーリング効果が高いと考えられているため、ブラックトルマリンはパワーストーンとしての人気が特に高くなっています。
1つの結晶に2つの色があるバイカラートルマリン、3つの色があるトリカラートルマリンなどもあります。
アクロアイトと呼ばれる無色のトルマリンもあるなど、トルマリンの色は多種多様です。
好みに合わせて色を選べるのもトルマリンの魅力でしょう。
ウォーターメロン、つまりスイカのように中央がピンク、周囲がグリーンになっているトルマリンです。
バイカラーのトルマリンと違い、輪切りにしたスイカのようにカットされます。
2つの色を持つウォーターメロントルマリンは、トルマリンの中でも特に癒しの力が強いと考えられています。
ごくまれにキャッツアイ効果の現れるトルマリンもあり、トルマリンキャッツアイと呼びます。
キャッツアイ効果とは、針状のインクルージョン(内包物)が平行に並んだ宝石をカボションカットした時に現れる、猫の目を思わせる光のことです。
一般のトルマリンと同じくいろいろな色のものがあり、神秘的な輝きが魅力です。
グリーンが最も多いと言われますが、ピンクやブルー、バイカラーのものもあります。
いかがだったでしょうか?
トルマリンは非常に種類が多岐に渡ります。
その種類によって希少性や価値が変わってきます。
中でも高価なのは、やはりパライバトルマリンでしょう。
色や大きさにもよりますが、数百万円というものもあります。
鑑定書があれば必ず一緒にお持ち込み下さい。
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宝石は値段がつかないと言い土台の金やプラチナしか値段をつけてくれないお店も多いです。
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こんにちは!銀座パリス北千住学園通り店です。
オパールはその多彩な色合いと独特の色の揺らぎで人々を虜にする、世界で最も人気のある宝石の一つです。
そんな魅力的な宝石であるオパールを今回はご紹介します。
原産地はオーストラリア、ブラジル、エチオピア、メキシコ、ペルー、南アフリカ、タンザニア、ジンバブエと多岐にわたります。
その色は非常に多様で、硬度は5〜6.5、屈折率は1.37〜1.47、比重は2.15(±0.08、-0.90)となっています。
また、オパールは10月の誕生石としても知られています。
宝石言葉は希望・潔白・幸福・安楽です。
オパールという名前は、「色の変化を見る」という意味を持つギリシャ語「オパリオス」がラテン語化された「オパルス」から派生しています
このギリシャ語「オパリオス」は、古代インドのサンスクリット語で「貴重な石」またはオパールを意味する「ウパラ」が転化したものです。
これらの言葉を結びつけると、オパールは「オパリオス・ウパラ(色の変化する貴重な石)」という意味を持つことになります。
過去の記録によれば、オパールは幸運の象徴とされ、身に着けた人に美しさ、成功、幸福をもたらすとされていました。
しかし、19世紀の作家サー・ウォルター・スコットにより、「オパールは10月生まれ以外の人には不運をもたらす」という迷信が広まりました。これを打破するため、ビクトリア女王はオパールのジュエリーを王室の結婚の贈り物として使い、この迷信を払拭したという伝説があります。
オパールには様々な種類があります。
ここでは代表的なオパールをいくつかご紹介します。
ブラックオパール
ブラックオパールは、オパール種類の中で最も人々に愛されている宝石です。
特に強烈な色彩変動効果が見られるものは、最上位のランクに位置づけられます。
ボルダーオパール
鮮烈な火のような色彩、鮮やかで深みのある色合いが特徴的なボルダーオパールは、人々からの需要と人気が高いです。
ファイアオパール(メキシコオパール、サンオパール)
他のオパールとは異なり、ファイアオパールはその落ち着いた色の揺らぎが特徴です。
鮮やかなチェリーのような赤、強い日射しが反射するような黄色、深みのあるタンジェリンの色が特徴的です。
ウォーターオパール(ジュエリーオパール、クリスタルオパール)
ウォーターオパールは、ゼラチンのような外観と、強調されるオパレッセンスが特徴の、透明感のある純粋なオパールです。
ホワイトオパール
ホワイトオパールはオパールの中でも特に出現量が多く、その柔らかで優美な輝きが人々の心を捉えています。
オパールの価値は、色、透明度、大きさ、種類で変わります。
それぞれどのようなポイントがあるのか説明します。
オパールは、鮮明な色合いからくすんだ色調まで、その色の範囲は非常に広範囲にわたります。
虹のように色鮮やかで濃密な色合い、特に赤色が多く含まれるものほど、その価値は高く評価されます。
この石の神秘的な特性として、角度や光の当たり方によって色彩や見え方が変化する、遊色(プレイオブカラー)と呼ばれる現象があります。
色彩が淡く、暗すぎる印象を持つオパールは、その価値が低くなります。
オパールの種類に関わらず、遊色が強く、鮮やかで赤が多いものは高価であるとされています。
しかし、遊色が似ていてもブラックオパールとボルダーオパールの価値は大きく異なり、母岩の表面層のみに遊色が存在するボルダーオパールは、ブラックオパールと比較すると価値は大幅に下がります。
ブラックオパールにおいては、透明度は価値にほとんど影響を及ぼしません。
むしろ、透明感が強いものは色彩が淡いため、その価値は低くなります。
ウォーターオパールやファイアオパールのように、本来透明感があるオパールについては、色彩の豊かさと色の濃さが価格を左右する要素となります。
それでも、透明度と色彩の両方が欠けているオパールは、当然ながらその価値が低いと評価されます。
ここで言う「大きさ」は宝石の重量を指し、これはカラット(ct)で表現されます。
品質が一定の範囲内に収まる場合、カラット数が大きいほどその価値は高まります。
しかしオパールは他の宝石とは違い、母岩を含むことが多いため、単純にカラット数だけで価値を決定するのは難しいです。
表面に鮮やかな遊色が見える場合でも、石の80%以上が母岩であるならば、ただ大きいだけでは価値を測ることはできません。
さらに表面積が広くても厚さが薄いと、割れやすくなるため、見た目の美しさや大きさだけで価値を評価することはできません。
それでも、適切な厚さのあるオパールで、無駄なくカットされているものは、大きいほど価値が高くなります。
先に説明した通り、オパールにはブラックオパール、メキシコオパール(ファイアオパール)、ボルダーオパール、ホワイトオパール、ウォーターオパールなど、多くのバリエーションがあります。
これらの中でも最も高価なのがブラックオパールです。
遊色の美しさがブラックオパールに似ているのがボルダーオパールですが、石の厚みや質が異なるため、価値には大きな差があります。
ファイアオパールやウォーターオパールは、まるで水が固まったような透明感が魅力ですが、ブラックオパールのような色の濃さがないため、価値は相対的に低くなりやすいです。
流通量が最も多いのはホワイトオパールで、白を基調としてその中に遊色が輝いています。
赤の遊色が強いホワイトオパールも存在しますが、基礎色が白色のため色の深みが欠け、価値が高まりにくい傾向があります。
各オパールには高価なものも存在し、感じ方は人それぞれですが、単純に市場価値だけで考えると、ブラックオパールが最も価値が高いと言えます。
オパールは主に2つのカテゴリーに分類されます:遊色効果(プレイ・オブ・カラー)を備えたものと、そうでないもの。
これらは、それぞれプレシャス・オパールとコモン・オパールと呼ばれています。
プレシャス・オパールは、鮮やかな虹色の遊色効果を有するオパールのタイプであり、その美しさは目を引きます。
一方で、コモン・オパールは遊色効果を持たず、その不透明な美しさが魅力となっています。
いかがだったでしょうか?
オパールとひとことに言っても、様々な種類があり、遊色によっても価値が大きく変わります。
また、オパールに見せかけた偽物や、加工オパールなどもあります。
鑑別書があれば一緒にお持ち頂くことをお勧めします。
宝石はお値段がつきませんと言ってくるお店も残念ながらこの業界には少なくありません。
しかし銀座パリス北千住学園通り店では、しっかりと宝石の価値を見極めることの出来る鑑定士が在籍しています。
質の高いオパールはしっかりと高額査定させて頂きますのでご安心下さい!
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今回のコラムでは【真珠(パール)】についてご紹介します。
真珠は海や川、湖で採れる二枚貝の中から採取できる宝石であり、人類が初めて出会った宝石として知られています。
真珠は実は貝殻と同じ成分からできており、貝の中に偶然異物が入り込むことで形成されます。
貝殻と同じ成分が貝の中で分泌され、何層にも重なって丸くなることでパールが成形されるのです。
パールは研磨などの加工を必要とせず、採れたままの状態で美しい輝きを持っています。
そのため、古くから人々はパールをアクセサリーやジュエリーとして身に着けてきました。
パールには「純粋無垢」、「純潔」、「富」、「健康」といった石言葉があります。
その白いイメージや貝の中で育まれることから、家族の愛の象徴ともされます。
特に、パールが円を描くように連なったネックレスは、「縁を結ぶ」ともされ、家族の愛を象徴する結婚式などで好まれて使われています。
また、パールは「人魚の涙」や「月の涙」とも呼ばれ、涙の象徴としても知られています。
実際、葬儀の際に身に着けることが許される唯一の宝石でもあります。
さらに、パールは6月の誕生石としても有名です。
真珠(パール)と言えば、海や川、湖の中から採取される美しい宝石です。
真珠は「天然真珠」と「養殖真珠」という2つに大別されます。
一見すると、「天然」という言葉の方が良い印象を与えるかもしれませんが、真珠に関してはどちらも美しさに優劣はありません。
それでは、天然真珠と養殖真珠の違いは何でしょうか。
その違いは、真珠の中の構造にあります。
真珠は貝の中で形成される宝石であり、天然真珠の場合、きっかけとなる異物は細胞単位の小さなものです。
真珠の中心まで真珠層が形成されることがほとんどです。
一方、養殖真珠の場合は、人工的に貝に核と呼ばれる球体の異物を挿入することで真珠が形成されます。
見た目では天然真珠と区別することはできませんが、断面を見ると核の有無で天然真珠と養殖真珠を見分けることができます。
天然真珠も養殖真珠も、自然の力を利用して作られています。
真珠の外見だけでは、天然か養殖かを見分けることは困難です。
天然真珠は核がないために形成には長い時間を要し、綺麗な形の真珠が生成される確率も低いです。
その希少性から、完璧な形の丸い天然真珠は高い価値が付けられてきました。
以前、真珠の養殖技術が開発される前は、真珠は幻の宝石とされ、非常に高価なものとして扱われていました。
天然真珠と養殖真珠、どちらも美しさに優れ、真珠の魅力を十分に楽しむことができます。
真珠はその起源や種類にかかわらず、美しい宝石として永く愛され続けることでしょう。
「真珠」という言葉が触れると、白く輝く丸い珠を連想する人が大半でしょう。
しかし、真珠の色合いはその産地や母貝の種類、さらには採取後の加工により多彩なバリエーションを生み出します。
ここで、主要な海産真珠3種類と淡水真珠について詳しくお話ししましょう。
日本特産であり、名前も一般的な「アコヤパール」について語りましょう。
御木本幸吉が1858年に世界で初めてアコヤパールの養殖に成功し、現在でもアコヤパールの約90%は日本で生産されています。
高品質なアコヤパールの美しいテリや透明感のある白色は、世界中で評価されています。
主流のホワイト、クリーム色以外にも、ピンク、イエロー、グリーン、ブルーなど、さまざまな色合いがあります。
「淡水パール」は、川や湖など淡水環境で生息する貝から産出される真珠の総称です。
海産真珠と比較して小粒で、その繊細な輝きは温かみがあります。
淡水パールの大部分は現在中国で養殖されていて、日本ではほんの少量が滋賀県の琵琶湖や茨城県の霞ヶ浦で養殖されています。
「黒蝶真珠」は主にタヒチで養殖されているため、「タヒチ黒蝶真珠」とも呼ばれます。
黒蝶貝という母貝から産出される真珠は、母貝が持つ黒色を反映してブラック系の色合いを持つほか、グリーン、イエロー、パープルなど濃色で、エレガントな輝きを放ちます。
インドネシア、フィリピン、オーストラリアなどの熱帯海域で養殖され、「南洋白蝶真珠」とも称される「白蝶真珠」は、その生成される真珠の大きさが最大の魅力となります。
特に大きなものは約19ミリにも達します。色のバリエーションも豊富で、ホワイト系に加えて、ゴールド系、シルバー系なども存在します。
その豪華さから「白蝶真珠」は、結婚式で花嫁が選ぶことが多い真珠です。
ただし、パールの大きさとシーンにより、場合によっては派手過ぎる印象になることもあるため、選び方には注意が必要です。
完全に丸い真珠は、全体の生産量の1%にも満たないとされています。
なぜなら、貝が自然に生成する真珠は、元々完全に丸い形状ではないからです。
この、自然な真珠の形状を活かした不規則な形の真珠を「バロックパール」と呼びます。
個性的でありながら、カジュアルなスタイルにもマッチするバロックパールは、完全に丸い真珠とは異なる魅力があります。
真珠の品質は、巻き(真珠層の厚さ)、照り(光沢)、色、形状、そしてキズの有無などの複数の要素で決定されます。
その適切な評価を行うための知識やスキルを習得するには長い年月と経験が必要です。
専門家は、これらの要素を個別に評価するのではなく、一瞬で総合的に評価します。
以下、真珠の選択に際しての基本的な品質要素について解説します。
「巻き」とは、真珠の中心部を包み込んでいる真珠層の厚さを指す言葉です。
これは真珠の価値を判断する基本的な要素であり、巻きが均一で厚さがどの程度あるかが、品質判断の重要な基準となります。
一般的に、真珠層の一枚の厚さは約0.35ミクロンで、1mmの厚さには約3000枚の真珠層が積み重なっています。
「照り」とは、光の干渉によって生じる干渉色のことを指します。
これは水面の油膜やシャボン玉が虹色に見えるのと同じ現象によるもので、真珠層が均一で細かく巻かれているかどうかで照りの良し悪しが決まります。
真珠の光沢が良くても、中身の透明感が無ければ照りが良いとは言えません。
真珠の色には、干渉色、実体色(ボディーカラー)、地色と呼ばれる3種類があります。
干渉色は、真珠層の色素と層内の光が反射、屈折、拡散して混ざり、虹色を発する現象です。
実体色は、真珠層を形成するコンキリオンに含まれる3つの色素成分(赤・青・黄色系)を指します。
地色は、真珠の核と真珠層の間の有機質が透明な真珠層を通して見え、一般的にグレー系や褐色系の色に見えます。
これら3つの色要素が複雑に相互作用し、真珠独自の美しい色を発しています。
一般的に、真珠の形状はその希少性によって評価されます。
従って、完全な真円の真珠(ラウンド)は最も高く評価されることが多いです。
しかし、最近では、形状が均整的で美しく、雫のような形をしたドロップ形(雫形)の真珠が、真円のものよりも高い評価を得ています。
また、バロックと呼ばれる独特な形状の真珠や、タヒチパールに特徴的な、表面がリング状に波立っているサークル珠など、ユニークな形状の真珠も存在します。
真珠に関して言えば、「キズ」とは、自然に形成された表面の凹凸のことを指します。
これらはスポット(エクボ)、突起などとも呼ばれ、摩擦による傷や引っかき傷などの後天的なキズとは別に考えられます。
これらのキズがどのように形成されるのかについては、まだ完全には解明されていませんが、ほとんどの自然真珠に存在します。
このため、キズが一切無い真珠はそのままで評価が高くなります。
反対に、人工パールで自然なキズを作り出すことは難しく、手間がかかるため、キズが見られる場合、それは本物の真珠である可能性が高いと言えます。
花珠真珠という言葉は、真珠について調べると度々見かけるものでしょう。
真珠はその光沢や形状などによって等級が設けられますが、「花珠」は、高品質の真珠を表す言葉として用いられます。
したがって、「花珠真珠」と記載されていれば、品質面での信頼性があると言えます。
しかし、「花珠」の具体的な基準は明確に定義されておらず、それぞれの鑑定機関によりその評価基準は異なります。
それゆえ、同一の真珠でも鑑定機関により、「花珠」と評価されるか否かは変わることがあるのです。
オーロラ花珠という表現は、「花珠」の中でも特に等級の高い真珠を指します。
これもまた、鑑定機関によって評価基準は異なりますが、各機関が独自の定義を設けています。
たとえば、真珠化学研究所では「直径6mm以上の白色系アコヤ真珠で、巻きの厚さは0.4mm以上、形状は半球形まで」などといった基準で審査が行われます。
「花珠」と「オーロラ花珠」の存在があるとき、通常、「オーロラ花珠」の方が品質等級が高いとされます。
しかし、「オーロラ花珠」が最高等級であるわけではなく、その上に「天女」や「オーロラ天女」などの更に高等級が存在します。
したがって、最上質の真珠を追求する場合には、その等級を選択することをお勧めします。
ジュエリーとして用いられる真珠であれば、「花珠」の品質であっても十分に魅力的です。
真珠の価格は等級により大きく異なるため、自身の予算や好みの輝きに基づいて選ぶと良いでしょう。
いかがだったでしょうか?
真珠とひとことに言っても、様々な種類があり、品質や価値にも大きな違いがあります。
買取においては、真珠は他の宝石と違い、有機物で劣化する宝石になります。
そのため、買取不可としているお店が多く、買取するとしてもほぼお値段がつかないというお店も少なくありません。
しかし、ご安心下さい!
銀座パリス北千住学園通り店では、しっかりと真珠の価値を見極めて、高価買取させて頂きます。
また、真珠の中でもミキモト、タサキなどブランドがあるとさらに買取金額が高くなります。
勿論査定のみでも無料ですので、まずは一度ご相談下さい。
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今回のコラムでは【アレキサンドライト】についてご紹介します。
「ダイヤモンド」「ルビー」「サファイア」「エメラルド」の世界4大宝石に「アレキサンドライト」を加えて「世界5大宝石」と称されるほど価値の高い宝石です。
希少性の高さから「宝石の王様」とも言われています。
今回はその意味や特徴・希少性についてお話していきます。
英名 |
Alexandrite |
和名 |
金緑石(きんりょくせき) |
分類 |
酸化鉱物 |
化学組成 |
ベリリウムとアルミニウムの酸化鉱物 |
モース硬度 |
8.5 |
比重 |
3.7-3.8 |
石言葉 |
高貴、情熱、秘めた想い |
アレキサンドライトは1830年にロシアのウラル山脈で発見されました。
昼間には青緑色、夜には赤紫色に変色するという驚くべき特性を持つ石でした。
その変色性から「昼のエメラルド」「夜のルビー」と呼ばれていました。
アレキサンドライトは高価な宝石と見なされ、ロシア帝国皇帝ニコライ1世に献上されました
偶然にも、その日は皇太子(後のアレキサンダー2世)の12歳の誕生日であり、彼の名前を取って「アレキサンドライト」と名付けられたのです。
金緑の金緑石(きんりょくせき)とは、アメリカでは7月誕生石で宝石の「アレキサンドライト」の和名です。
結婚記念日は結婚50周年目の金婚式や結婚25周年目の銀婚式が有名ですが、節目節目で様々な結婚記念日があるのです。
結婚45年目にもなりますと子供たちも自立をして、夫婦で第二の人生を楽しむことも出来る年齢でしょう。
アレキサンドライトには、「人生を豊かにする」や「人生を豊かに過ごす」とする意味があります。
これまで長年連れ添った夫婦にぴったりの宝石であり、これからも素敵な夫婦生活を歩む記念の宝石となるでしょう。
アレキサンドライトは産地ごとに異なる特性を持ち、これにより産地を特定できる一面を持っています。
最高の品質のアレキサンドライトは、その発見地であるロシアと現在の主要な供給源であるブラジルから得られます。
これらの場所からのアレキサンドライトは、鮮明な色の変化と強烈な色合いで知られ、それが高評価の理由となります。
アレキサンドライトは1830年にロシアのウラル山脈のトコワヤ鉱山で初めて発見されました。
この鉱山はもともとエメラルド鉱山で、エメラルドの採掘の過程で偶然見つけられたそうです。
過去には、大粒で鮮やかな色を持つ高品質のアレキサンドライトがロシアから産出され、最も価値のあるアレキサンドライトも多くロシア産です。
しかしながら、現在では新たに採掘されることはほとんどなく、市場に出回るロシア産アレキサンドライトのほとんどは、過去の在庫や再流通品となっています。
ロシア産アレキサンドライトの魅力は、その鮮やかなブルー~グリーンから、レッド~パープルへと鮮明に変色する色彩にあります。
ブラジル産のアレキサンドライトは主にミナスジェライス州で産出されます。
1975年から1988年の間に、この地域のマラカシェッタで大量に採掘されたとされています。
そのピークは1980年初頭にあったとされています。
マラカシェッタでの採掘が減少する中、1987年にミナスジェライス州のエマチタで質の高い原石が見つかり、大規模なアレキサンドライトの鉱脈が発見されました。
現在もエマチタはブラジル産アレキサンドライトの主要な産地であり、一般的にはマラカシェッタよりもエマチタのアレキサンドライトの色が深いと言われています。
アレキサンドライトはロシア、ブラジル意外の場所でも見つかりますが、他の産地は一般的にロシアやブラジル産ほど品質が高くないとされています。
それらの場所には、スリランカ、インド、タンザニアなどが含まれます。
スリランカ産のアレキサンドライトは一般的にサイズが大きい傾向にありますが、その色合いはロシア産よりも淡い、イエローや褐色味がかったグリーンで、色の変化はブラウンがかったレッドとなります。
一方、インドから採掘されるアレキサンドライトは、グリーンが強調され、色の変化がそれほど強くないものが多いとされています。
さらに、タンザニア産のアレキサンドライトは、ブルーグリーンから紫ピンク色へと色が変化することで知られていますが、一般的にはブラジル産に比べて色の変化が弱いとされています。
アレキサンドライトの価値を評価するためのポイントは4つあります。
以下に4つのポイントをまとめました。
アレキサンドライトの価値は、環境により色を大きく変える、その特有のカラーチェンジが価値に大きく影響します。
たとえば、自然光下では石は青緑色に見えますが、電球の光下では赤紫色に変わる、この色の変化こそがアレキサンドライトの魅力であり、その変化が顕著であればあるほど、石は高く評価されます。
その色変化は、石が採掘された場所により異なる傾向があります。
アレキサンドライトの中でも、ロシア産のものが最高級とされています。
特にウラル山脈産は色変化が鮮やかな石が多い反面、インクルージョン(内包物)も多いため、内包物が少なく透明感のあるものは非常に高い価格で取引されています。
ロシア産に次いで、ブラジル産のアレキサンドライトも色変化と透明度が高く評価されています。
アレキサンドライトも他の宝石と同じく、透明度が高いほど価値があります。
透明度は内包物の少なさによって決まります。
内包物が少ないほど透明度は高まり、石の価値も上がります。
ただし、アレキサンドライトは元々内包物が少ない石の一つであるため、評価を決定する際には、色の変化の方が重視されることが多いです。
アレキサンドライトの大きさは大きく価値に影響します。
しかし、大きなアレキサンドライトは稀で、一般的には1カラットを下回るサイズが多いです。
その稀少性と人気から、0.3カラット以下でも品質が高ければそれなりの価格で取引されます。
1カラット以上の大きさのものが市場に出ると、その価値はさらに上がります。
だからと言って、大きさが全てを決めるわけではありません。
前述のカラーチェンジや透明度も大きく影響します。
例えば、スリランカ産のアレキサンドライトはサイズが大きいものが多い一方で、色の変化や透明度がそれほど良くないと評価されることがよくあります。
結果として、その大きさにもかかわらず、より評価の高いロシア産やブラジル産のアレキサンドライトに比べて市場価格が低くなることがあります。
しかし、スリランカ産が必ずしも低価格になるということではありません。
透明度が高く、色の変化が顕著なアレキサンドライトであれば、産地に関わらず高価で取引されます。
産地はあくまでも一つの参考指標であると考えてください。
カットは自然の要素ではなく、人間の技術によって価値が決まる要素です。
アレキサンドライトはその色の変化が特徴なので、その変化を最も良く見せるようなカットが求められます。
その結果、上手くカットされたアレキサンドライトは価値が上がる傾向にあります。
アレキサンドライトをカラーチェンジを最も美しく見せるためには、「ステップカットとパビリオンのミックスカット」または「ブリリアントカットのクラウン」が一般的です。
どちらが良いというよりは、宝石の価値を高めてくれるカットを選ぶことが重要です。
いかがだったでしょうか?
ダイヤモンドやサファイア、ルビー、エメラルドに比べると、知らない人も多いかもしれませんが、非常に価値のある宝石であるアレキサンドライト。
小ぶりでもはっきりとしたカラーチェンジがあれば買取で高値が期待出来る宝石です。
銀座パリス北千住学園通り店では、しっかりと宝石1点1点査定させて頂きます。
よくお客様から「他店で宝石は値段がつかずに、土台の金やプラチナだけしか値段がつかないと言われた。」とご相談を受けます。
そんなことはありません。確かに値段のつきずらい宝石もありますが、所謂4大宝石、5大宝石はしっかりとお値段つきます。
まずはお気軽にご相談下さい。
査定料・買取手数料などは一切かかりません!
ご来店お待ちしております。
お店は北千住駅の東口から、学園通り商店街をまっすぐ歩いて3分です。
のぼりや看板が出てますのでわかりやすいと思います。
場所がわからなければお気軽にお電話下さいね。
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銀座パリス北千住学園通り店では、幅広くお買取しております。
勿論ブランド品やブランド時計、金・プラチナから始まり、お酒、商品券や切手などなど。
どんな物でも買取出来るといっても過言ではありません!!
何が買取出来るか買取品目をぜひチェックしてみて下さい。
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査定のみでも勿論無料です。
ご来店お待ちしております。
北千住学園通り店