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2023/05/29

カメラ・レンズ

北千住買取 MINOX ミノックススパイカメラ 1:3.5 f=15mm ドイツ製【銀座パリス北千住学園通り店】

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本日のお買取商品は・・・

MINOX ミノックススパイカメラ 1:3.5 f=15mm ドイツ製

●ブランド：MINOX、ミノックス

●モデル：スパイカメラ

●スペック：1:3.5 f=15mm

●製造国 : ドイツ製

●製造年 : 1970年代

●状態：Bランク(通常使用の中古品)

MINOX ミノックスとは
ウォルター・ザップ、Walter Zappとは
戦争とカメラの関連性
カメラの買取実績の一部をご紹介

MINOX ミノックスとは

MINOX（ミノックス）は、ドイツのカメラメーカーであり、特にスパイカメラとして知られています。
ミノックスは、小型でコンパクトなカメラを製造することで有名であり、その歴史はスパイカメラの分野において重要な役割を果たしてきました。
ミノックスの歴史は、1936年にウォルター・ザップ（Walter Zapp）によって創業されたところに始まります。
彼は小型のカメラを開発するための新しい技術を探求しており、1938年には最初のミノックスカメラであるミノックスRigaを発表しました。ミノックスRigaは、16ミリフィルムを使用する小型でポケットに収まるカメラであり、スパイ活動や隠し撮りに使用されることが想定されていました。
第二次世界大戦後、ミノックスはドイツのヴァルダック（Villard）という会社によって再設立されました。
ヴァルダックは、ミノックスの製品を改良し、新しいモデルを開発しました。
その中でも特筆すべきは、1958年に発表されたミノックスBです。ミノックスBは非常に成功したモデルであり、1950年代と1960年代に多くのスパイやジャーナリストによって使用されました。
その後も、ミノックスはさまざまなモデルを開発し続けました。1969年にはミノックスCを発表し、ミノックスのカメラはさらに進化しました。ミノックスCは従来のミノックスよりも小型化され、より洗練されたデザインが特徴でした。
1980年代に入ると、ミノックスは電子技術の進歩を取り入れた新しいモデルを開発しました。1981年に発売されたミノックス35ELは、自動露出や電子制御を備えた最初のモデルであり、さらに利便性と機能性を向上させました。
しかし、デジタルカメラの登場により、アナログカメラの需要は次第に減少していきました。
そのため、ミノックスも新たな戦略を模索する必要がありました。

ウォルター・ザップ、Walter Zappとは

ウォルター・ザップ（Walter Zapp）は、ミノックス（Minox）カメラの創設者であり、小型カメラの開発者として知られています。彼は1905年9月4日にエストニアのリガで生まれました。
ザップは若くして技術への興味を示し、エレクトロニクスと機械工学に関する知識を身につけました。彼はリガ工科大学で学び、卒業後は多くの技術的な仕事に従事しました。彼は特に光学と写真技術に興味を持ち、小型カメラの可能性を追求することを決意しました。
1936年、ザップは自身の会社を設立し、小型カメラの開発に取り組みました。彼は16ミリフィルムを使用する小型カメラの設計に成功し、1938年に初のミノックスカメラであるミノックスRigaを発表しました。このカメラはコンパクトでポケットに収まるサイズでありながら、高品質な写真を撮影することができる画期的なデザインでした。
ミノックスRigaは、スパイ活動や隠し撮りなどの特殊な用途に適していました。第二次世界大戦中、ザップはドイツに移り、ヴァルダック（Villard）という会社と提携し、ミノックスカメラの生産を続けました。戦後、ヴァルダックはミノックスを継続して展開し、ザップはミノックスの技術顧問として活動しました。
ザップはミノックスの開発に数十年にわたって関与し、新しいモデルの設計と改良に取り組みました。彼は小型カメラのテクノロジーを推進し、ミノックスをスパイカメラの代名詞として確立しました。ザップはカメラ技術の分野で多くの特許を取得し、その功績は広く認められています。