2023/04/29
北千住 買取 壱圓 一円 銀貨 袁世凱 中華民国三年 古銭 中国古銭 【銀座パリス北千住学園通り店】
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本日のお買取商品は・・・
壱圓 一円 銀貨 袁世凱 中華民国三年 古銭 中国古銭
●商品:一円銀貨 袁世凱
●種類:銀貨
●時代:1914年
●品位:銀89%
●重さ:27g
●サイズ:φ39mm
●付属品:本体のみ
●状態:Bランク(経年の中古品)
袁世凱 一円銀貨とは
一円銀貨「袁世凱」とは、かつて中華民国で発行された硬貨のひとつです。
一円銀貨「袁世凱」は、袁世凱が臨時大統領に就任した1912年に発行されました。この硬貨は、中国の統一を象徴するものとして発行され、現在でも収集家や投資家の間で人気があります。
ただし、一円銀貨「袁世凱」は発行量が多く、また銀含有量が高いため溶かして銀として売却されることもあるため、市場価値は変動しやすい傾向があります。
袁世凱とは
袁世凱(えんせいがい)は、中国近代史上の政治家・軍人で、1859年に生まれ、1916年に逝去しました。
1913年、中華民国初代大統領に就任しました。
辛亥革命が勃発した際には、袁世凱は清朝政府の最高指導者として革命勢力と交渉し、中華民国成立に尽力しました。
中華民国成立後は、臨時大統領として政権を執り、国家統一や近代化政策の推進に尽力しました。
その後、中国は政治的な混乱期に突入していきます。
袁世凱は、中国近代史の人物であり、清朝から中華民国への政治的な転換期において大きな役割を果たしました。
袁世凱 銀貨鋳造の経緯
袁世凱銀貨は、袁世凱が中華民国初代大総統として各地で発行した銀貨です。1914年に最初の銀貨が発行され、1920年までに多数の種類が発行されました。
当時の中国では、紙幣発行における信用不足や偽札が問題になっておりその為、銀貨を流通させることが望まれ、袁世凱も自身の地位を利用して銀貨鋳造に着手します。
銀貨のデザインは、袁世凱自身が制定し、表面には袁世凱の肖像が刻まれます。
袁世凱銀貨は、当初は流通性が高く、人気がありました。しかし、次第に偽物や粗悪品が出回るようになり、信用を失う結果となりました。また、袁世凱自身の権力闘争や政策転換などもあり、発行量が増えたことも銀貨の価値を下げる要因となりました。
袁世凱銀貨の価値は、当時の中国では一円銀貨として流通していました。当時の物価や経済情勢にもよりますが、一般的には袁世凱銀貨1枚で普通の家庭で1週間から1ヶ月程度の生活費を賄うことができました。例えば、当時の上海では、1円銀貨で約10斤の米を買うことができました。また、1円銀貨で、小学校の入学金や教科書、文房具などを購入することも可能でした。当時の中国では、1袁銀貨は高い価値を持っていたとされています。
袁世凱銀貨の発行枚数は正確には分かっていませんが、複数のデータや資料から推測されています。
1914年の袁世凱銀元の発行量は、総計で1億枚以上とされています。また、袁世凱像の一圓銀幣は、1914年と1916年の2回にわたって発行され、それぞれ1,800万枚と3,500万枚が鋳造されたとされています。
ただし、これらはあくまで推測値であり、正確な数字は不明な部分があります。
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